音楽 | ♪Arte Gagliano♪
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お知らせと短縮形

今回は前回からそんなに間が空くこともなく更新〜。

まずは我が母校のオーケストラ定期演奏会のお知らせ。
創立60周年記念コンサートなんだそうです。60年ですか!おめでとうございます拍手
今週末の土曜日、7月26日、18時半開演。京都コンサートホール大ホールにて。


これ、ちょっと見づらいですな・・。私だけ?詳しくはこちらを)

二親等(残念ながら二頭身ではありません)が、ソリストで出演。
ドヴォルザークのチェロコンチェルトを弾くそうです。るんるん
我が母校ということは、二親等(しつこいけど、やっぱり二頭身ではないのです)
の母校でもあるんですが。

ドヴォルザークのチェロコンチェルト。通称「ドボコン」です。

ドボコン・・。

って文字にすると、「ロビンちゃん〜!」とか思い出しますが。
ちがう。それはロボコンあせあせ(わかりますか?知ってたら私と同世代。)

「ドボコン」
もう短縮形が当たり前になっている、言わずと知れた名曲です。
日本では、「ドヴォルザークのチェロコンチェルト」・・なんて、
丁寧に呼ぶ人は、おそらくいないんじゃないでしょうか。

しかし、ここドイツでは、誰もそんな短縮形は使いません。
ドボコンなどと省略せず、ちゃんと「ドボルザークのコンチェルト」と、
めんどくさがらずに言います。

ドボコンのほかにも短縮形で呼ばれる作曲家(作品)はいっぱいあって、
例えば、「メンコン」とか「チャイコン」などなど。
これは、それぞれ、「メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト」、
「チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト」を意味しますが、
やっぱり日本では誰もがその短縮形を使います(少なくとも音楽業界では)。

しかし、これらもやっぱり、ドイツでは短縮形を使っている人には、
まだお目にかかったことがないのです。
そう言えば、こっちでは、マクドナルドを、マクドとかマックとか言う人もいない。

日本って何でもかんでも短縮しませんか?
最近は特に。意味のわからないものも多いです。
日本人はそんなに忙しいのか・・と思わざるをえません。
ちょとした単語までも短縮しなければならないほど、時間に追われている
ということですよね。
私もしばらく帰国していないけど、日本に帰ると必ず思うのが
時間の経つのが異常に早い、とうこと。
何をしているわけでもないのに忙しくて、あっと言う間に時が過ぎていくのです。

何でも短縮してしまう理由はこういう事情も関係しているのかなぁと。
私はというと、短縮するのは、あんまり好きじゃありませんが。

じゃ、ドイツ人は、単語を全く短縮しないのか・・というと、
全くしない、というわけではありませんが、日本ほどではないと思います。
例えば、オレンジジュースジュース(ドイツ語ではオランジェンザフト)のことを
思いっきり短縮して「オーザフト」と言ったりしますし。
しかし、これって短縮するほどのものでもないと思うんですが・・。笑
「オランジェンザフト」より、「ドヴォルザークのチェロコンチェルト」のほうが
よっぽど長いのに。きっと、作曲家に対しては、敬意を払っているのでしょう。

まぁ、こんなどうでもいい話はさておき、私の、そして二親等(二頭身じゃ・・しつこいって!)
の母校でもある、京都市立音楽高等学校のオーケストラ定期演奏会、
お近くの方は是非〜。
私は行きませんが(ここからはいくらなんでも遠いですし。。。)、
私の先輩でもあり、ブログ友でもあるヴァイオリニスト、ようこちゃんは、
お手伝いで一緒に弾くそうです〜。ほかにも先輩方、たくさん集まられるのでしょうか?
楽しそう。

入場は無料ですが、整理券が必要で、こちらからダウンロードできるそうです。

あ、どうでもいい話ついでにちょっと高校時代の思い出話を。

この我が母校、現在は「京都市立音楽高等学校」という名前になりましたが、
私が高校生だったころは、「京都市立堀川高等学校音楽科分校」という、
えらく長い名前の学校でした。通称「堀音(ほりおん)」です。
これまた得意の短縮形ですな。
堀川高等学校音楽科分校というのは、あまりにも長ったらしいので。
で、この堀音ですが、分校っていうくらいだから、めちゃめちゃ小さいです。
一学年40人。全校生徒120人。校内で知らない人はいない状態。
その後進んだ大学もたいがい小さくて、一学年60人でしたが。ヤッタv

音楽系の高校の中では、わりと有名なはずなんですが、
その、堀音の2年生の時に行ったスキー合宿でのこと。
ありがちですが、生徒たちはみんな、義務で、背中にゼッケンをつけさせられました。
ゼッケンには、番号のほかに、「堀音」という学校名入り!!
40人全員がそのスペシャルゼッケンをつけてスキー講習を受けていたわけです。
「だっさ〜〜!!」・・などと文句を言いながらも。

そこへ、「堀音」とはなんの関係もない、どっかのおっちゃんがやってきた。

「おー、堀越学園の子が来てる〜!!」

堀越学園?!
ちゃうって、おっさん。「堀」しか合ってないよ!
そりゃ、堀越学園にも歌を歌ったりする人はいるでしょうけど、
なんか違うやろ。

それだけです。それだけなんですが。
以上、「堀音」の思い出でした。

そんな堀音(現・京都市立音楽高等学校・・これは短縮形ないの?)の、
創立60周年記念オーケストラ定期演奏会。みなさまも是非。

ドボコン聴きながら、ロボコンとか、堀越学園思い出してコンサート中に
ブッッと吹き出したりしても、私は責任は取れませんので悪しからず。

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みなさん大活躍。

学生(ドイツで)のころ、一緒に弦楽トリオをしていたロシア人のチェリストが、最近シュトゥットガルト放送交響楽団のソロチェリストになりました。

わーい。おめでとう。拍手

放送交響楽団のトップ奏者になるのはとても大変なこと。
日本で言えば、N○K交響楽団のトップ奏者になるようなものでしょうか?

彼は、技術や音楽性はもちろん、人間的にも素晴らしい人なので
きっと、団員のみんなにも気に入られて、益々大活躍してくれることでしょう。

しかし、今考えたら、よく私なんかと一緒に演奏してくれたもんだ。
世界七不思議。

そう言えば、一緒にピアノトリオをしていたチェリストは、確かライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団のソロチェリストをやってるはず(今もいるんだろか・・。)

私と一緒に演奏したチェリストは出世するらしい。
出世したい人は、私と共演しましょう。笑モゴモゴ

冗談はさておき、かつての仲間の活躍は、ホントに自分のことのように嬉しいものです〜。

そして、チェリストと言えば、もうひとり。

つい先日、一週間くらい泊まりで弦楽アンサンブルの仕事に行ってきました。
その仕事とクマゾウさんの日本出張とが重なってしまったので、
私が、ディアナ(うちの犬)を連れて仕事に行くはめに〜。犬

いや〜、大変だった。思い出すのも疲れるので詳しくは書きませんが。。。
でもちょっと書く。

仕事の間、お世話になったのは、私の師匠のお宅。
師匠の奥さまが、私たちが練習や本番をしてる間、ずっとディアナの面倒を見ていてくださったんですが、あまりにも落ちつきない犬なので、かなり驚いていらしたようだった・・・。やっぱりなぁ。まぁ予想はしていたけど。
師匠のうちで昔飼っていた犬はおとなしい大型犬。
うちの犬は、快速で駆け回る小型犬。。。
先生&奥さま、すいませんでした。

しかし、そんなディアナも、実は大活躍しております。
なんと、TIME誌の表紙に!!



師匠宅で撮った写真なんですが、TIMEの表紙になりました!← そんなアホな。

話を戻す。

師匠宅は、築250年以上も前(!)に建てられた家で、いわゆる「アルトバウ」と呼ばれる古い建物。
興味深いんですが、歩く度に床がギィギィ音を立てて軋むので、いちいち気を遣う。
そして、なんと言っても真横(ホントに真横)にある教会の鐘チャペルがうるさいのなんの。
昼間はもちろん、夜中も(!)15分おきに鳴るのですが、
その度にディアナがびっくりして大騒ぎ。
いい加減寝かせてくれ〜!という毎日を過ごしました。
なんか練習とかコンサートよりも、先生の家に滞在するということが一番疲れた。。。

あ、チェリストの話をするはずが、話が全く反れてしまいました。。。

弦楽オーケストラの仕事だったんですが、そのアンサンブルで
一緒に弾いていたハンガリー人のチェリスト。
以前から、うまいなぁ・・と思っていたら、何と昨年のチャイコフスキー国際コンクールで3位になっていた!!あはは〜。うまいのも当たり前でしたな。
しかし、若いのに、もの腰の低い穏やかな、とても感じのよい青年でした。
ディアナ(うちの犬)を滅茶苦茶かわいがってくれて、散歩までしてくれた!!

ちなみに、ソリストとして来ていたヴァイオリニストは、数年前に私の師匠が中国で見つけてきた女の子で、『中国の五嶋みどり(MIDORI)』・・みたいな存在の天才少女(だそうです)。
最近はドイツでも大活躍しているようですが、まだ若干20歳。
中国ではMIDORIと同じように、彼女のドキュメンタリーも放映されたとか。
ちなみに彼女は犬が苦手だった。。。。けど、ディアナみたい落ち着きのない子やった〜。笑

二人とも、そのうち日本でも活躍する日が来るかもしれないので、皆さん注目していてください。
ヴァイオリンが、Tianwa Yang 。チェロが、Istvan Vardai。
どっちも日本語で書くの難しい。。。

あ、チェリストでもうひとり!
二頭身。二親等。
新しいCDCDが出たそうだ。もはや新しくないか・・・。

サン=サーンス:チェロ協奏曲、交響曲第3番
サン=サーンス:チェロ協奏曲、交響曲第3番
藤森亮一,NHK交響楽団,広上淳一,サン=サーンス

最後にオマケみたいになってすんません。
サンサースファンの方、N響好ファンの方、チェロファンの方、二頭身二親等ファンの方、是非聴いてみてください。

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パヴァロッティと臭いやろ〜!


世界的に著名なオペラ歌手。三大テノールの一人。
ルチアーノ・パヴァロッティ

今日お亡くなりになりました。悲しい

朝、いつもラジオのニュースで目覚めるのですが、
今日のトップニュースでした。

昨日、フランクフルトの空港とハーナウ米軍基地を爆弾テロの標的にし、
その準備活動をしていたテロリストたちが、ドイツ各地で捕えられました。
ああ、ドイツも怖いですな。。。
でも、今日は、その話題よりも前に、パヴァロッティのニュース。
それくらいにショックな出来事だったということです。
ま、テロリスト逮捕のニュースは昨日の時点ですでに
報道されていたからなのだろうけど。

パヴァロッティ。
病気だったのは知っていたから、近々亡くなるかも
・・と予想はしていたけど(あ、失礼?)やっぱり残念。

クラシックやオペラに興味のない人も、この人の名前を知る人は多いはず。
記憶に新しいのはトリノオリンピックの開会式。
あの時の『トゥーランドット』は、今もみなさんの耳にも残っているのでは?
今考えたら、あの時も既に病気と闘いながら・・だったのですなぁ。
そして過去には、ボンジョヴィ、スティング、スパイスガールズなどと
共演したこともあるんですぜ。(ええええ・・・ちょっとびっくり!!)

私は、小さいころからこの人のことを、
『臭いやろ〜!のおじさん』と呼んでいました。

きっとほとんどの人が一度は耳にしたことがあるかと思うのですが
イタリアの民謡で、『フニクリフニクラ』という有名な歌があります。

♪フニックリ・フニックラ、フニックリ・フニックラ〜ァァ〜るんるん

子どものころ、偶然、パヴァロッティが
この歌を歌っているのをラジオで聴いたのですが
ある部分の歌詞が、どうしても、どうしても、
『臭いやろ〜!臭いやろ〜!』と聞こえた・・・。

イタリア語のはずなんですが。

イタリア語は母音が多いから、日本語に聞こえるのも珍しくはないけど
『臭いやろ〜!』(しかも関西弁・・)の連発。
それがあまりにも印象的だったため、
パヴァロッティnextフニクリフニクラnext臭いやろ〜!
という経路で繋がってしまったわけです。

・・と、そんな話がしたかったわけではなく。

パヴァロッティ。
結局一度もライブでは聴けなかった。しょんぼり

フェラーリの生まれた街で有名なイタリアのモデナ。
『臭いやろ〜!のおじさん』も、そのモデナで生まれ
そしてモデナで息を引き取りました。71歳。


スカーフ?なんかイタリア人らしい色彩。

ご冥福をお祈りいたします。

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二親等がリサイタル♪

今日は単なる宣伝。勝手にしていいんかな。
ま、いいでしょう。

二親等のうちの一人が、リサイタルするそうです。


この木曜日。
ここで宣伝しなくても、どうせいっぱい入るんでしょうけど、以前、私の唯一の録音の宣伝をここでしたら、ものすごく反響があったので、ちょっとネタにしてみた次第。

詳しくはコチラ

私は残念ながら聴きにいけませんが(ここからではあまりにも遠すぎる)、お近くのチェロ好きな方、如何でしょう。

この二親等、あまりにも多忙すぎて、しょっちゅう死んでるらしい(でもその都度生き返る・・)ので、今のうちに聴いておいたほうがいいかもしれません。

これ以上書いたら怒られそうなのでやめときます。

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ロストロポーヴィッチが・・・・

世界的有名チェリスト(指揮者)のロストロポーヴィッチ



今日、お亡くなりになりました。

今さっき、ラジオのニュースで聞きました。

肝臓がんでした。

ちょっとショック。

まぁ、この間から具合が悪いという話は聞いてましたが。

ドイツの新聞、Die Weltの記事には、「女好きで有名」って書いてありました。

で、凄いなと思ったのが、ウィキペディア

さっきまで生きてた人なのに、もう略歴のところに「享年80歳」って書いてあるがな。

ご冥福をお祈りいたしまする。

ちーん。

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