9月1日は、ナチスドイツがポーランドに侵攻した日。
要するに、第二次世界大戦の始まりとなる日です。
昨日でちょうど70年。とういうことで、式典が行われたそうだ。
ドイツのメルケル首相は、ドイツ軍のポーランド侵攻について
『欧州や世界に甚大な危害を加えた。』 と謝罪し、
『ドイツ首相として、式典に招待されたことは、ポーランドとの和解の印。
今は敵ではなく、パートナーとして人権の尊重など、共に闘っていきたい。』
と話したそうです。
同じく式典にロシア、プーチンが、どう出てくるか注目されていたのだけど
ドイツの、過去に対する過ちをはっきり謝罪する姿勢とは裏腹に、
結局彼の口からは、謝罪の言葉はなかったそうだ。
まだまだ残る世界大戦の深い溝。いつ埋まることになるのだろう。
ドイツが過去にやってきたことは、許され難いことに変わりはないけど
現在のドイツは、はっきりと、その過ちを全て認めている。
そんなドイツが、私は、やっぱり好きだなー。
昨日見ていたあるニュース番組で、
ポーランド人がインタビューに答えていたこと。
『このひどい歴史は忘れてはならないことだけれど、
もう、毎回、毎回、いつまでもほじくり返すのはやめましょう。』
ポーランド人も今やドイツを理解し、受け入れているということ。
過去の過ちを、振り返ることはあっても、ずっと引きずり、
いつまでも啀み合い続けている場合では無いということ・・。
そこで、ふと考えた。
この言葉が、中国人の口から聞けるだろうか。
ドイツの、過去への向き合い方や、
平和のための歩み寄りの姿勢を、
日本も、もっと見習うべきだと思う。
政権も交代したことだし、期待したいものですなー。
ということで、今日は真面目な話だけでごめんなさいです。
ナチスのポーランド侵攻にまつわる映画というのが、
ウィキペディアに載っていたので、その中からちょっとだけ
ここで紹介しようと思います。
★ブリキの太鼓
これは、原作がドイツ人のノーベル賞受賞作家、ギュンター・グラス。
以前、
ここのブログにも取り上げたことがあったけど、
グラス自身が、実は、ナチスの親衛隊員だったというのを
数年前に告白し、ドイツ国内でも大きな話題となりました。
本は読んだことがありますが、映画は観たことがない〜。
カンヌ映画祭と、アカデミー賞で、外国映画賞を受賞しているそうです。
一度観てみたい。
こっちが原作↓
★戦場のピアニスト (The Pianist)
これは記憶に新しいな。やっぱり観てないけど
こちらも、カンヌやアカデミー賞受賞作。(監督賞、脚本賞、主演男優賞)
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