ツヴェッチゲン・クーヘン(Zwetschgenkuchen) を焼きました!
パン屋さんに行けば、必ず並んでいると言っていいくらい、ドイツではポピュラーなお菓子です。
ツヴェッチゲンというのは、果物で、プラム(すもも)の一種。
クーヘンと言うのは言うまでもありませんが、ドイツ語でケーキのこと。
オーストリアでは、プラムのこと全てを、まとめてツヴェッチゲンと言うようですが、ドイツでは、プラムとは区別して売られています。
これが、プラム。
昔、こういうのが、実家の庭でもたくさん成り、収穫多すぎで、学校の給食で配ったりしたこともあった・・。
そして、これがツヴェッチゲン。
プラムより、丸みが少なくて、先がとがったような形。そして色もプラムに比べて深い青い色をしています。もう一つ、種と果肉が分けやすいというのも特徴で、ケーキを作る際の種を取る作業も、ツヴェッチゲンだとラクラク。
初めて作った割には、なかなか上手くできたと思います。
喉の奥のほうが、ツヴェッチゲンの酸味でキュっとなるのがたまりません。
生地は、イーストを使ったパン生地で、果物いっぱいのケーキなので、クリームたっぷりのケーキよりずっと健康的ですが、実は上に振りかかっている、ポロポロしたもの(シュトロイゼル)に思い切りバターが使われているので、
カロリーボンベ(カロリーの爆弾と言う意味)であることには変わりない!!
しかも、サイドには生クリームがたっぷり。。。
しかしこの酸味ととミルキーな組み合わせが、このケーキをさらに輪をかけて美味しくしてくれるのです。
上の写真は、焼き上がったケーキを何等分かに分けたうちの、ほんの一切れです。
ドイツ仕様の大きな天板で焼いたので、当然ながら出来たケーキも巨大。
と言うことは、我が家の住人、二人で全てを食べ切るのは厳しい・・・
ってこともないんだなぁ・・・これくらいは簡単に消費できそうだ。喜ぶべきか哀しむべきか・・。
可哀相だけど、本当のところ、クマゾウさんにはあまりたくさんの、カロリーボンベを与えたくない。
だから、美味しいと言ってパクパク食べてもらえるのはとても嬉しいけど、いつも作ってから、やっぱりやめとくんだった・・と後悔。
でも、うちでは、市販のお菓子は買わないことに決めているので(注:決めているだけであって、守っているとは限りません。)、たまには、ケーキでも作って、ウキウキすることも必要かな・・と。
ん?たまには・・・?
つい一週間前にも、なんか甘いもの作ったような。ブルーベリーのなんとやらを・・。
そんなわけで、このケーキを食べ切った日には・・・・。
横でこれが待っています。
ステッパー。
健闘を祈る!
★追記★
ツヴェッチゲンクーヘンのレシピについて。
私はドイツの雑誌のレシピを使いましたが、インターネットで検索するとたくさん出てきて、日本語の素敵なサイトを見つけました。リンクを貼っておきます。
ドイツのマイスターを取得されたパン職人、みちえさんのサイトから。
Pflaumenkuchen(プルーンケーキ)
↑ここではプルーンケーキになっていますけれど、ツヴェッチゲンケーキと同じことですね。