ベルリンへたどり着く前に・・・。
デッサウに寄ったのですよ。
本当は、行きはフランクフルトを出たあとずっと西側を上がってベルリンへ入り、戻る時に東側を通って帰ろう思っていたのですが、間違えて早々に東へ入ってしまったため、折角なので
バウハウスを見学してみようということになり・・。
芸術鑑賞の一つめは、その
BAUHAUS。
・・ってドイツ中で見かけるホームセンターの
BAUHAUSのことじゃぁありませんよ。
バウハウス建築はユネスコ世界文化遺産にも指定されていて、そのシンプルな建築デザインは、世界中で人気を集めています。
その時代の音楽家は・・・ベルク、シェーンベルク、ウェーベルンなどなど。
ウェーベルンと言えば!!弦楽四重奏曲の作品で、「6つのバガテル」と名づけられた、1人で完璧に弾けるようによ〜く練習しておいても、4人で弾くと突然何かにとらわれてしまって全く弾けなくなってしまう(私だけ?・・ってことは無いはず)という世にも恐ろし〜い曲を思い出します。
ウェーベルン:弦楽四重奏曲作品5、9、28 他
この曲何度弾いてもスリル満点です。ジェットコースターどころの騒ぎではありません。めちゃくちゃ短い曲なのに。
聴くにはとても面白い作品ですが、私は演奏会でこの曲を弾くときは毎回、綱渡りをしてる気分でした。
・・あ、こんなこと公言していいんかな?
得意の脱線をしてしまいましたが、バウハウスでは、そこの財団のガイドさんが、なかなか興味深いお話を交えてその様式について細かく説明して下さいました。
幸運にもお天気が良く、バウハウスの特徴の一つであるたくさんの大きなガラス窓が太陽の光にキラキラ輝いていて素敵でした。
バウハウスの出発地点、ワイマールにも行きたかったのですが、今回は断念し、いよいよベルリンへ出発。
comments »