2006年04月の記事 | ♪Arte Gagliano♪
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走る!日本人

都会まで用事で出かけたときに、必ずやること。

人間観察。

田舎では大して面白い発見はないが、都会ではやはり、色々な人がいて、せわしなく動き回っているためか、観察のし甲斐がある。

先ず、都会では(田舎でもそうだけど)、あまり楽しそうな人を見かけない。
電車に乗っていても、ほとんどの人は、眉間にしわを寄せている。
もちろん、一人で歩いていて、やたらに楽しそうなのも、異様かもしれないが、路面電車の中から外を観察していても、とにかくストレスだらけです・・と言う顔つきの人たちが、ゾロゾロ歩いている。

ドイツでもこんなのだから、日本はもっとすごいだろうと予想する。

さて、タイトルの走る日本人というのは・・。
とにかく、こちらで見かける日本人(特にスーツ姿のサラリーマン)というのは、いつも走っているイメージがある。ジョギング

何を急いでいるのだろう。おや?
それも、中途半端な小走りで。

もし、本当に急いでいるのなら、もっと思い切り必死で走るに違いないのに。
どうも、あの走り方を見ている限りでは、電車に乗り遅れるとか、トイレを我慢しているとか、そういう事情ではなさそうなのだ。

勿論、日本人サラリーマンが全員走っているわけではない。でも、走っているサラリーマンは、日本人であることが多い。

遠くから見ていても、あの走り方ですぐに、「あ、あれは日本人だ!」 と分かってしまう。

横断歩道を渡るときも、「ごめんなさ〜い・・。ジョギング」 と、本当に申し訳なさそうにサササと走る。
これは、悪いことではない。むしろ良いことで、そんな日本人の、車を待たせては失礼・・という心遣いに、私は好感さえ抱いてしまう。

しかし、ドイツ人が小走りしている姿を、私はほとんど見たことがない。

だからなのか、この国では、そんな日本人の小走りする姿は、とても浮いてしまう。
端から見ていて、何故か、可笑しく映ってしまう。

決して日本のサラリーマンをけなしているのではない。
日本人の国民性とはそういうものだし、日本という国ではそれが当たり前なのだから。

でも、ここはドイツ。
もう少し堂々と、ゆったりと、歩いていいんじゃないかな。
そして走るときは、本当に走る!

そんなことを言いながら、私もさっき、気がついたら横断歩道を小走りしていた。たらーっ

やはり、日本人の血は変えられない。。。

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本屋が欲しい・・。

読書今日、日本語の本や雑誌を扱っている書店へ行ったら、ずっと読みたかった文庫本が二冊見つかった。

値段を見たら、日本で買うより約2倍高い!
でも、見つけてしまったからには、どうしても読みたい。
どうしよう。二冊は贅沢やな。

手に取って見てみると、ちょっと汚れてる。いや、かなり?
これに、この値段払うのは嫌やな。
でも読みたいしな。どうしよう。

さんざん迷った末、結局汚れの少ない方を一冊買ってしまった。

日本では、欲しかった本が見つかっても、それが汚れていたら、そこでは絶対買わず、キレイなのを求めて別の本屋へ行く。本屋ハシゴ。
しかし、こっちではそうもいかないから悲しい。しょんぼり

本屋の店員さん、「10オイロ(ユーロ・ドイツではオイロと発音する)と50ペニヒです。」

「ペニヒ? あの・・・」

ペニヒ・・懐かしい響きです。
そう言えば、2001年まで、ドイツの通貨は、「マルク」 とその下の単位が 「ペニヒ」 だった。
現在は、「オイロ(ユーロ)」 と 「セント」 なんですが。

さて、店員さん。慌てて、「あっ!50セントです・・。」 と言い直していたけど、その気持ち分かります。

もう、変更されてから4年以上たつのに、私も時々「・・マルク」 と言ってしまう。
マルク時代のお札やコインの模様も、もうほとんど思い出せなくなっているのに。
そのうち、マルク・・と言うのも口から出てこなくなったりするのかな。

こんなことを思い起こしていると、時代は止まらずに進んでいるのだな・・と、切ない気分になる。

日本でも、50銭・・とか言ってる人、たまにいますね。
あ、もう、いませんか。。。

ところで、こっちで2倍くらいするのを買うのと、日本から買って誰かに郵送してもらうのと、どっちが安いんだろう。
郵送料も結構するし・・。

願わくば、本じゃなくて、日本の本屋を丸ごと手に入れたいものです。

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チュニジアへ!

黄金週間は、チュニジアに決定。

何でも今年は、チュニジアと日本の国交50周年なのだそう。。。

白い砂浜、蒼い海、世界遺産の遺跡、砂漠とモザイク画・・・。
北アフリカの地中海に面する、アラブ諸国のひとつの小さな国です。



アラブといっても、チュニジアは、年間に500万人以上の観光客が訪れるという、立派なリゾート地。
特にヨーロッパではかなりの人気があり、ドイツ人観光客は、全観光客の中でも、最も多いのだとか。
さすがドイツ人(いい意味で・・・)。

そして、この国、嬉しいことに、ここドイツからは、飛行機に乗れば、2時間半ほどで行けてしまうのです。

長い冬を終え、やっと春になったばかりのドイツ。ちょっと飛んだらそこはもう・・・

夏かな・・と期待しているのですが、気温は、東京と変わらないくらいなので、海で泳ぐには厳しいものがあるか・・。

過去は、フランスの植民地だったこともあり、チュニジア人はフランス語も達者に話すそうですが、驚きなのは、なんとドイツ語も通じる(らしい)・・・ということ。

ドイツ人観光客がどれだけ多いかということですね。

滞在は、画家のパウル・クレーも愛した、という地中海沿いのリゾート地に決めました!



チュニジアといえば、ジャズの名曲「チュニジアの夜」を思い浮かべる人が多いみたいですが、夜だけじゃなく、朝も昼も楽しみです!

ということで、現在、チュニジアの見どころや歴史、簡単な挨拶などの言葉も勉強中。

旅行先のことを調べるのって、なんでこんなに楽しいんでしょう。
実は旅行自体より、その前の準備のほうが、ワクワクして楽しかったりします。

学生の頃の世界史も、旅行気分でこんなふうに勉強出来ていたら、な〜んも苦労せずに、スイスイ覚えられただろうに・・・。



こんならくだに乗れたらな・・。

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チュニジア旅行記はこちらから。


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テレコム・ロケ報告

さて、前回の続きです。

ドイチェ・テレコム、FIFAワールドカップ2006キャンペーン の撮影は、マインツのライン川沿いで行われました。



嗚呼、ライン川・・・。
太陽がキラキラと水面に反射して、何度見てもライン川は素晴らしい。
うちから歩いて行けたらどんなに素敵だろう・・。


会場に着くと、大きなトラックが止まっているのが目に入る。
ここで、写真撮影からスタート。



トラックの中がスタジオになっていて、カメラマンが一人ずつ撮影してくれるのですが、結構な人数なので、順番が来るまでは、みんな用意されたお菓子を食べたり飲み物を飲んだりして待機してます。


写真撮影が終わったところで、次は、全員一緒にビデオ撮影。
ライン川沿いの広場のようになった場所へ移動し、参加者が横一列に並びます。
お天気がよくて最高の撮影日よりでした。


ドイツで、こんなテレコムのポスターやCMを見たことある人もいるのでは?

このように、カメラのを乗せた撮影の車が、端から端までゆっくり移動してゆく・・・。




カメラが移動する間は、緊張感をほぐすためか、音楽(テレコムソング?)がかかっていたけれど、私は、そのテレコムソングが苦手だった・・。

♪びゅーてぃふる〜〜♪ とかなんとか。

最近はやりの、ポップスかなんからしいけど、こんなんかかったら、余計顔が引きつるがな・・。

「はい〜!皆さん!楽しいですねー。笑って笑って!パーティー、パーティー!」
スタッフが、拡声器で、そんなことを言いながら、みんなを盛り上がらせますが、さすがライン川沿いの人々です。
そのノリの良さは、カーニバルを彷彿とするものが。


撮影を端から見る人たちも大喜び。クマゾウさんもこのブログ用の写真を撮るため、右往左往状態。


これが、4〜5回繰り返されたのち、撮影終了〜。

当日は風が強くて、少々寒かったけど、快晴で、撮影は順調に進み、お蔭で、3時間の予定だったのが1時間半くらいで終わってしまった!

はい。たった、たったそれだけだったんですが、かなり盛り上がりました〜♪

この写真なんて、みんな、ものっすごい楽しそうに見えませんか?
あ、端のほうの方、つまらなさそうか・・・?



私も実は、大笑いしてたんですけど、勿論ここでは公表は致しませぬ。

この撮影したビデオは、今週から一週間ほど、マインツのドーム前の大きなモニターで流れるらしい。
インターネットでも見られるのだけれど、URLは、わざわざ記載しません。

暇で、気になる方は(いるのか?)、テレコムのサイトから探してみてください。
案の定、日本人というか、アジア人の参加者は、私一人だったので、簡単に見つかってしまうでしょう。


でも・・・。
この企画、ドイツ各地で行われているので(お金かけてるな。それより電話代下げてくれる方が嬉しいんだけど)、実際の広告には、どこの町で撮った物が使われるかは分からないそう。
使われたとしても、編集されて、私はいなくなっているような気がします。

「新聞もチェックしてくださいねー」 と、スタッフの人が言っていたけど、しかし新聞って、何種類ある?
それに、毎日来るけど・・・。
そこまで暇でもないしな・・。

私のことを知っている人で、どこかでテレコムの広告に出ている私を見かけたら、是非教えてください。笑

つい、この前まで、テレコム大ッ嫌い!と、散々言っていたにもかかわらず、とうとう、ブログにまでテレコムの宣伝をしてしまった・・。

ま、もらったTシャツは、かなり貴重なものだし、撮影も、一つのものを作るという意味では、音楽と一緒でなかなか興味深く、何と言っても楽しかったので、プラスマイナス、ゼロかな?

Tシャツは、大きすぎて、私が着たら、妊婦服、またはパジャマみたいになってしまった。
上の写真の小さなかわいいお子様たちは、ほとんどワンピースみたいになっているし。
家では、やっぱり、クマゾウさんのものになるか。。。
それとも、これを着てワールドカップ観戦に行くべきか!

そんなことしたら、日本チームのファンに殴られそうなので、やっぱり寝間着にしたほうがよさそうです・・。

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テレコム・ワールドカップキャンペーン

ドイチェ・テレコム(Deutsche Telekom)と言う電話会社があります。

日本で言うNT○みたいなの。

もうすぐ、ドイツでワールドカップが行われますが、そのスポンサーにもなっているドイチェ・テレコム。
ドイツでは、かなり幅を利かしている会社です。

私は実はテレコムが、あまり好きではありません。
ほら、仕事も遅いし、他社との競争があまりないためか、態度が何となくエラそうで、なにかと気にくわないことが多い・・。

そんな、ドイチェ・テレコムが、あるキャンペーンをやっていました。
これが、そのキャンペーンのパンフレット。



キャンペーン中にテレコムと新契約を交わした人は、ドイツサッカーチームのTシャツ(テレコムのロゴ入り・・)が、もれなくもらえる。

欲しい! だって、かなりレアものでしょう。

そして、 そのTシャツを着て撮影した自分の全身写真をテレコムに送ると・・。

テレコムの宣伝のロケーションに参加できるかも知れないというのです。
ロケーションというのは、つまり、ポスターや新聞、雑誌、テレビ広告の撮影のこと。

そして、その撮影したフィルムが、ワールドカップの間、ドイツじゅうで流れるかも知れない・・。

この「かも」が重要。
当然、応募者全員が参加できるわけではありません。
テレコム側が、その写真を審査し、最終的にロケーションの参加者を決定するのです。

私も、テレコム嫌いとか言いつつ、そのテレコムの、ワールドカップ2006キャンペーン に、応募してみた!
どうせ、選ばれることはないだろうけど、せっかくだから・・と。

そして1週間後、テレコムからメールが届いた・・。

「おめでとうございます!!テレコムの FIFA ワールドカップ2006 キャンペーンに選ばれました!」

が、が〜〜〜ん・・・。

選ばれてしまった。。。。。 どうするねん・・。
そんなつもりじゃなかったのにな・・・。

きっと、日本人というのが、珍しかったのでしょう。

勿論、私一人が選ばれたわけではないけれど、これで、私はテレコムの宣伝の撮影に参加することになってしまったのです。

多分、上の写真みたいに、ずらーっとならんだ大勢の中のひとりにすぎないから、豆粒か、あるいはもっと小さい、鼻クソみたいに写るだけだろう。
どうか、それだけであってください!

何やらされるんだろう。じっとして、写真撮るだけならいいけど。

うわ、「フィルム撮影・・17時から20時」 って書いてある・・。

3時間もかかるん?

いや〜〜〜〜ん。どうしよ。。。。

そんなことを考えながらも、撮影に参加。
無事、テレコムデビュー(大げさな・・)を果たしてきました。

いやぁ、それはそれは、もう、楽しかったです〜 楽しい

撮影の模様は・・・


次回をお楽しみに!

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