2006年10月の記事 | ♪Arte Gagliano♪
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☆美味しいものづくし☆

プレゼント 昨日の朝、大きな小包がスピード郵便で届いた。
何かと思ったら、こんなものだった〜。


クマゾウさんからでした。ありがたや〜。

今日は、嬉しいような、もはや悲しいような、個人的なちょっとした記念日(エライ遠回しな言い方ですが。たらーっ)だったのでした。

そういうわけなので、夕食は夫のクマゾウさん作。
その中から一品をご紹介。ディナー


★ パスタ 〜 鶏肉とトマトとマンゴーのソース和え 〜

食欲そそられるこのパスタ。
マンゴーの甘みと酸味と、色々な香辛料がマッチして、一口で、そうだな・・4度美味しい・・というような(どっかのキャラメルみたいですが・・笑)、ちょっと南国の香り漂う、本当に美味しい一品でした。
日本でもマンゴーは人気みたいですが、ドイツ人もマンゴー大好きみたいです。

実はこれ、こちらで毎週金曜日の夜に放送されている、ある料理番組の中で紹介されたメニューの一つで、それを見ていた私が、この記念日に!とクマゾウさんにリクエストしたのでした。

料理番組というか、本来はZDFという放送局でヨハネス ベー・ケルナーという人がやっている「Johannes B. Kerner」(司会者の名前そのまんまです・・)という名のトークショーなのですが・・。

しかし、金曜日だけは、ゲストが全てプロの人気料理人。毎回5人ほどのシェフたちが集まって、その腕を披露しあいます。(競うのではありません)

おしゃべりを交えながら、準備から出来上がりまで、一部始終見ることができ、会場のお客さんは最後にそのご馳走が食べられる・・という、まさに美味しい番組なのですが、同時に、深夜の放送のため、これから寝ようと思ってたのに、何かを食べずには寝られなくなる・・と言う困った番組でもあります。放送時間を変えてもらいたいたいもんです。

興味のある方は、こちらのページから、放送されたビデオとレシピを見ることができますのでどうぞ。


という話はさておき、上の写真のパスタは、そのプロの料理人が作ったものではなく、正真正銘うちのクマゾウさんが作ってくれたものです。
牛肉を鶏肉に替えたり、味付けにもちょっとクマゾウさんのアレンジが入っているらしい。

美味しかった。それしか言えんのかと思われそうですが、美味しかった。

そして、もう一つ紹介したいのは、ケーキ。ケーキ
これは夫婦合作です。

★ りんごのケーキ

もの凄くシンプルな、普通のりんごケーキです。
しかし、シンプルというのはやっぱりいいもので、懐かしい味。上出来でした。
ちょっと焦げてますが・・・。
子供の頃、こういうケーキを母に良く作ってもらったのを思い出しました!

この本にお世話になりました。めんどくさがりの私には重宝する一冊です。

1つのボウルでできるお菓子―型も1つで全部できます
1つのボウルでできるお菓子―型も1つで全部できます
大原 照子

さて、こちらでは、誕生日にはその本人が、家でご馳走を作り、友人知人をもてなす・・という習慣があります。私も学生の頃はよくそうやって友人たちを家に招待し、大勢でパーティーをしていたものでした。前日から準備に取りかかり、当日は勿論、翌日の片付けまで、大変ながらも楽しくて仕方なかった〜。まったく懐かしい思い出です。

しかし。

今日は誰も招待しなかったので、とてものんびり静かに過ごせました〜!!
こういう、誰も呼ばない、地味〜〜なパーティー(と言ってよいのかどうか)もなかなかいいものです。

なんでかって、分け前が増えて、美味しいものを独り占め出来るからに決まってます。イヒヒ

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パーマを発明したのは・・ 追記(10月23日)

これを読んでくださっている皆さんの中に、この事実をご存じの方はどれくらいいるでしょう・・?

私は少なくとも、知らなかった人のひとりでした。

はいっ!その事実とは・・・。(大げさな・・)


パーマを発明したのはドイツ人でした!!


日本に数えられないほどある女性ファッション誌。
住んでいるところが住んでいるところなだけに、私はあまりそれらを読む機会はないのだけれど、たまに手に取る日本の女性ファッション誌で、ドイツについて書かれた記事にお目にかかることは、ほとんど無い。
ドイツと言えば、ワールドカップ(もう過去?)、もしくは車、よくて建築やデザインなどが、雑誌で取り上げられることが多いけれど、ファッション・美容関連で、ドイツが紹介されることってあるのでしょうか?

ファッション・モード・・と言って取り上げられる海外の都市は、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク・・・。
そんなところですか?
特に、オシャレなパリジェンヌウォッチング、とか、ミラネーゼに学べ・・みたいな記事、しょっちゅう見かけます。
間違っても、ベルリンの女の子特集・・なんて見たことないですわ。。。。

ドイツというのは、ファッションとは無縁の、ださ〜い国というイメージがあるのでしょうか。
イメージだけでなくて、本当にそうなのか?
いやいや、ドイツを馬鹿にするのはまだ早すぎます。

また前置きが長くなりましたが、やっとここで本題へ。

そんなダサダサの国、ドイツが、パーマの発祥地だったというのですから驚きです。
そんな驚くほどのことでもありませんかね。(しかし、少なくとも私は驚いた!)

ドイツの新聞に出ていた話なのですが・・。
今から100年前、カール・ネスラー(Karl Nessler)と言うドイツ人が、この世で初めてパーマを発表したのでした。
ドイツはシュヴァルツヴァルト(南西ドイツ黒い森と呼ばれる地方)の小さな村出身のおじさんです。

1906年、ミスアメリカのヘアスタイルを担当したネスラーさんがパーマを使用。大成功を収め、それがきっかけとなって、全世界に知れ渡り、やがて、映画女優が皆こぞってパーマをかけたという、1960年代のパーマ全盛時代へと繋がっていった・・・。

そういうわけなのです。
シュヴァルツヴァルトの田舎出身のおじさん(お兄さんだったかもしれません・・)が、美容業界に大革命をもたらしたということです。
びっくりしませんか?

パーマはネスラーさんが発明した後も、どんどん進化してゆくのですが、1924年に新しい技術を生んだのもドイツ人。1947年にまた新技術が発表されるのですが、それもまたドイツ人・・・・。

誰ですか。今までドイツをダサダサの国だなんて言っていた人は!!

はい。私です。

女性ファッション誌にドイツと言う国が取り上げられる機会がもう少し増えてもよいのでは?と思うのですが、やっぱりそれでも、パリジェンヌとミラネーゼには太刀打ちできないのでしょうね。

最後に毒吐きますと、フランスって言う国は、なんともいいところばかりさらって行く、ずる賢い国に思えてなりません。
香水にしたって、発祥の地はフランスではないのに、雑誌などのメディアではあたかも自国で生まれたもののような扱いがされているし・・。
今や、ヘアスタイルの最先端も、パリ発・・なんて流れがありますが・・。
「今、あなた方がかけているパーマ、本当はドイツ人が発明したのですよ。」
と私が言ったところで、今更ドイツが現代のモードを代表する国になるとは考えられませんが、それにしてもドイツと言う国、どうも要領が悪いような。

でも・・。
そんな、ドイツの鈍くささが、またいいところで、なぜだかその鈍くささが私にはしっくり来るのです。
(私が鈍くさいと言うだけのことかも・・同類意識?!)

やっぱりドイツファンはやめられません。


★追記(10月23日)★

カール・ネスラー氏の出身地である、Todtnauと言う街が、彼についてのHPを作っていました。
こちら↓。残念ながら、ドイツ語のみです。。。。

Karl Ludwig Nessler

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かもめ食堂

いい映画です。
邦画でこんなにしみじみ来たのは久しぶりです。
なーんて言えるほど邦画をたくさん知っているわけではないのですが。。。

かもめ食堂

実はこの映画、随分前に話題になったのですが、いつかドイツでも上映されないだろうか・・と、そのころからチェックしていました。
先日、それがDVD化され、ドイツ上映(あるか無いかはわかりませんが)を待たずして、DVDを購入してしまいました(日本から)! しかも、初版特典の、ステッカーとヘルシンキマップ、オマケのDVD付きで。

この映画、舞台は何故かフィンランド。
ロケは、全てフィンランドで行われたそうです。
フィンランドと言えばムーミン。スナフキン好きの私にはたまらない。
そんなわけで、DVD到着後、すぐに開封して鑑賞してしまいました。

群ようこさんの原作のお話です。
ベルリン映画祭の児童映画部門で特別賞を受賞したこともある、新進気鋭の女性監督荻上直子さんが手がけた、心温まるほのぼのした作品。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ・・・さん等が、出演。

ゆっくり進むストーリーに、じわじわと引き込まれます。その独特の穏やかなテンポ感は、全く違和感なく馴染んでくる。
今流行の「癒し」・・という言葉、あまり多用したくはないのだけれど、これはまさに、癒されたい方には打ってつけの映画なのでは?

今人気の北欧デザインのインテリアが使われていて、それをチェックするのも楽しい。
イッタラの食器ブランド、アラビア。マリメッコの洋服などなど・・・。
食堂が中心なだけに、キッチングッズも見逃せません。

あとからあとから、その温かーい感触が膨らんでくるような、本当に素敵な作品でした。

一つ不可解だったのは・・。

映画では、フィンランド人とは、ゆったりのんびりと過ごしている・・・というように表現されていましたが、私の知っているフィンランド人(6人ほどいましたが)は、みんな落ち着きがなくて、せっかちだったんだけど・・ということ。笑
ま、どこの国にも色んな人がいるものです・・。

ストーリーについてはホームページを見てもらうとして、この映画の舞台フィンランドヘルシンキについて。

私は過去三回訪れたことがあるのですが、一度目は夏。全くプライベートな旅。
二度目も夏、講習会兼コンサート、そして最後の一回は冬、やはりコンサートでした。

初めて行った夏の旅行・・。
欧州最北端の地、ノルウェイのノルトカップで、「沈まぬ太陽を見る」というのが目的の一人旅だったのですが、その出発点がフィンランドのヘルシンキだったのでした。

映画にも見覚えのある風景が幾つかでてきて、一人旅するほどのエネルギーがあった若かりし頃(こんな風に書くと、どんなばあさんかと思われそうだが・・)を懐かしく思い出しました・・。

また旅してみたいところです。
もうすぐ犬が来るけど、車で行けなくはないかな・・と考えたり・・。無茶ですか?
映画では夏の設定でしたが、15時頃にはもう真っ暗な冬もなかなか味があって良いものでした。

ムーミンやインテリアで有名な国でしたが、この映画の影響で益々フィンランドの人気が高まったことでしょう。
今やこの映画に使われた「かもめ食堂」が、観光スポットの一つにもなっているそうです。

最後に、これからこの作品を観てみようと思っている人にひとこと。

「食後に観てください。」

あぁ。。。今週末は、シナモンロールを作ってしまうかも・・・です。

かもめ食堂
かもめ食堂

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子犬を飼います♪

迷いに迷い、悩みに悩み、考えに考え抜いた結果、子犬を飼うことにしました。
今日(10月10日)で4週間になったばかりなので、まだ我が家には来ていないのですが、11月に受け取れる予定です。
先日、ブリーダーのところを訪問し(訪問して、実際に子犬を見てしまったら、もう終わりなのですが・・笑)、即決めてきてしまいました。

クマゾウさんの実家にいるのと同じ、ジャックラッセルテリア。
もとは猟犬のため、めちゃくちゃ活発な犬です。
運動不足解消の効果にも、ちょっと期待しています。笑

このブログに、子犬について・・・を書き始めたら、その話題一色になりそうで、犬に興味のない人にとっては、とても退屈なものになってしまうと予測し、犬日記は別に作りました。
ワンちゃん大好き人間、または、子犬の写真で癒されたい!という方は、下記のブログををよろしく。

Diarium Diana

ということなので、敢えてここでは子犬のことについては深く触れません。
でも、今日だけ特別に、写真をアップします。


生後1週間。


生後4週間。

子犬ちゃんの名前は、Wilhelmina Diana(ヴィルヘルミーナ・ディアナ)。
IMOGASではありません。笑
「イモガス」と言うのは、サイドメニューのブログペットの犬の名前ですが、いくらなんでも、それではかわいそうですから。
「ヴィルヘルミーナ・ディアナ」。わけあって、ダブルネームです。そのわけは、犬日記のほうで・・・。

それでは、みなさん。
こちらは今まで通り、ドイツ生活色々・・を書いていきますので、変わらずよろしくお願いします♪

今日はお知らせだけでした。

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ドイツのお菓子・・チョコキッス



ドイツ人の大好きなお菓子の一つ、Schokoküsse(ショコキュッセ)。
日本語にすると、チョコキッスと言ったらいいんでしょうか?(チョコ接吻か?!)
でも、チョコキッス・・と日本語で検索してみたら、全然別のものが出てきてしまいました。(チョコ接吻で検索したら、もっとわけのわからんものが出て来た!)
日本には、まだ登場していないお菓子かもしれません。「まだ・・」と言うよりは、「この先もずっと」・・かもしれないが。。。たらーっ


上の、Super Dickmann's(スーパー・ディックマンス)と言う商品名で売られているものが有名ですが、違う名前のものもあります。

見るからに甘そうなこのお菓子。
外側はご覧の通り、チョコレートコーティングされていますが、ガブリとかじってみると、中は、メレンゲたっぷりのふわふわのアワアワ・・・。



食べてみてもやっぱりあま〜い、Schokoküsse。
しかし、この真っ白な泡が、わりと弾力のある不思議な食感で、結構くせになります。
薄くコーティングされたパリパリッとしたチョコレートと、たっぷり詰め込まれた中のプワプワした泡の絶妙なコンビネーションが、ドイツの人々を心をつかんで放さないのでしょう(ホンマかいな)。

私もこちらに来たばかりのころは、「なんっちゅう甘いお菓子じゃ!」と仰天したものですが、この激甘のお菓子が、何故かときどき妙に欲しくなります。

先日、クマゾウさんにこのお菓子のことを話したら、
「ものすごく好きだけど、ぼくには今は関係のないお菓子だから・・・。」
と返って来ました。

なかなか進歩しましたな。拍手

このお菓子を使ったケーキのレシピを雑誌で見つけ、作ってみたことがあります。
ドイツで、わざわざ材料を揃えて日本に持って帰り、実家で作って友人たちに毒味してもらいましたが残念なことに不評でした・・・。

でも、みなさん、甘いとか言いながら、最後にはちゃんとお皿は綺麗になっていました。
実は、案外美味しかったのかも?
それとも、私に悪いと思ったからなのか?

ドイツにお住まいの皆さん、よろしければ、こちらのDie Super-Dickmanns-Torte、挑戦してみてください。
実は、私が作ったものは、これとは違うレシピだったのですが、その雑誌を失くしてしまいました。。。なので、こちらのレシピなら美味しくできるかも・・。

ケーキ以外にもこんなバリエーションがありました!

Schokokuß mit Eierlikör。レシピはこちら
レンジでチンして、リキュールをかけるらしい。(レシピ見るほどものでもありませんな。)

日本の皆さんは、こちらに来られることがあれば、このお菓子は、軽くてラクラク持って帰ることができるので(しかしかさばります。そして壊れやすい・・。ううう。)、お土産にいかがかと・・。

そして、こちらには来られない・・とおっしゃる方は。
このお菓子が、一日も早く日本でお目にかかれる日が来るよう、お祈りしていてください。笑

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