今日は
第二アドベント。
先日の
第一アドベントに引き続き、2本目のろうそくに点灯。
アドベントとは全く関係ないですが、ここ、ドイツはヘッセン州の、Gießenという町のとあるスーパーで、とても便利で画期的な支払いシステムが導入されたそうです。
嬉しそうに書いてますが、この新しいシステム、日本ではとっくの昔から当たり前のものかもしれません。
2年前に、日本に一時帰国したとき、東京駅で自動券売機の使い方がわからず、駅員さんに買い方を教えてもらったほど、時代の波に乗り遅れている私の書くことなので、もしも、日本では珍しくも何ともない・・ってことだったとしても、お許し下さいませ〜。
さて本題へ。
今回そのGießenのスーパーで始まった画期的なシステムとは・・。
あ、その前にちょっと・・・。(もったいぶってるわけじゃないですが)
フランクフルトとその近郊では、最近(と言ってもだいぶ前かも?)、近距離の交通機関は、切符を買わなくても電車やバスに乗れるようになったのです。
これでさえも、私には驚きでした。
切符を買わなくても・・と言っても、もちろん無賃乗車出来るわけじゃありません。
携帯電話を持っていて、予めオンラインでチケットを買っておき、それを携帯の画面に表示させれば切符代わりになる・・・というシステムが出来たのです。
日本では、あって当然の回数券やSuicaやICOCAみたいなプリペイド式のカードも、こちらには残念ながら存在しません。定期券はあるけど・・。
券売機では、お札が使えないことも多々あるし、釣り銭切れというのも珍しくない。
なので、この『携帯電話切符』なるものが出てくるまでは、毎回小銭をジャラジャラと探して、もうすぐやって来る電車に、乗り遅れそうになりながらも、切符を買うしかなかったのです。
また、この券売機の反応が遅くて、なかなか切符が出てこなかったりするのでイライラ・・。
結局は今も、私は小銭ジャラジャラ・・・やってますが。(携帯電話を家に忘れて出かけることが多いので・・。)
日本にはもっと便利で進んだシステムがありそうだけど、ドイツでこんな超(?)現代的なものが導入されたときは、本当に驚いたものです!
ドイツも(しかも、こんな田舎で)、やるやんか〜!!と。
でも、今回のGießenのスーパーの『新システム』は、それよりもさらに衝撃的だった!!
それは・・・。(やっと本題です。。。。)
指を機械にあてるだけで支払いが出来る!!
どういうことかと言いますと、もちろん始めに登録しなければいけません。指紋を。
そうすると、機械が予め保存されている情報と照合し、その指紋の持ち主(?)の銀行から、料金が引き落とされる仕組み。
まさに、
指一本でお買い物〜っ!
時代は(ドイツも)進んだものです。
日本では、とっくの昔からあるんだろうか・・。
指紋を登録するのに抵抗がある人もいるかもしれませんが、別に悪いことしてるわけじゃないし、これからする予定もないので、このシステムが我が町に導入されたら、私は試してみたいかも。
昔から、お金を持って出かけるのが嫌で、いつも電車賃とちょっきりの買い物代(予め買うものが決まっていることが多いので)だけをポケットにつっこみ、手ぶらで外出したい人なので、この新しいシステムは、私のために出来たようなものだと勝手に喜んでいます。
本当にありがたい。
そのうちドイツ中で、世界中で、こんなふうに指一本で買い物が出来る日が来るのでしょうか?
誰かが払ってくれるわけじゃないので、クレジットカードと一緒で、気を付けないといけません・・。
と言っても、今はスーパーのみの実験みたいなものなんでしょうけど。
指一本で買い物出来たら報告します。
いつになるやら・・・。