ドイツ映画祭はまた今度・・などと悠長に構えていたら、なんと15日からもう始まってました!しかも、この週末で終わり・・。
あー、ごめんなさい。イベントが終了してからここで張り切って宣伝する..というこの癖、なんとかせねば。
ドイツ映画祭2009今年で9回目だそうです。
「日本におけるドイツ年」が開催された年から毎年続いているイベントだそうです。
会場は、
新宿バルト9。
ドイツ映画というと、暗くて重くて地味で、ちょっとオタクっぽい(?)イメージを強く持たれがちですが、最近は、話題作が日本でも結構上映されているのをみなさんご存知でしょうか?
「善き人のためのソナタ」はまだ記憶に新しい。ほかには
「ヒトラーの贋札」も話題になりました。最近は、ブロガー仲間の方の情報で知ったのですが、
「クララシューマン 愛の協奏曲」も日本で上映されていたそうですね!(これについては、ちょっと思い入れがあるので、作品の内容も一緒に後々また紹介しようと思ってます。例によっていつになることやらですが)
そんなドイツの映画作品が、一気に観られるというイベント、ドイツ映画祭。
うーん、なんて素敵なんでしょう。(上記の作品は今回の映画祭では上映されません)
15日からだったので、もう幾つかの作品上映は終了してしまいましたが、そのドイツ映画祭2009の上映作品の中から少しだけご紹介しようと思います。詳しくは、
ドイツ映画祭2009のサイトを見てもらうことにして・・・。
★ 『ブッデンブローク家の人々』 (原題・Buddenbrooks)
ドイツの作家、トーマス・マンの自伝的小説を映画化したもの。
上映は15日と16日だったから、もう終わってしまったな・・。あああ〜。
↑これは文庫本です★ 『ヒルデ−ある女優の光と影』 (原題・Hilde)
ドイツの有名大女優でありシャンソン歌手でもあった、ヒルデガルト・クネフさんの生涯を描いた作品。
ヒルデガルトを演じるハイケ・マカチュは、我が町デュッセルドルフの出身で、私と同い年〜(それがどうしたって感じですが)。彼女は、クリスマスのロンドンを舞台にした、
「ラブ・アクチュアリー」で、ヒュー・グラントやキーラ・ナイトレイと共演していたので、知っている人も多いはず!
これは、最終日の18日にも上映されるのでまだチャンスありですね。
↑この映画大好きです★ 『マーサの幸せレシピ』 (原題・Bella Martha)
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演でリメイクされた
「幸せのレシピ」が記憶に新しいですが、そのオリジナル版が、このドイツ映画、「マーサの幸せレシピ」。ドイツで今、最も人気のある女優の一人、マルティナ・ゲデックが主人公を演じています。この女優さん、結構好き。前述の、「クララ 愛の協奏曲」で、クララ・シューマンの役を演じたのは彼女です。それで、肝心のマーサの幸せレシピですがハリウッド版の「幸せのレシピ」と両方見比べましたが、私は、断然オリジナル派です。ハリウッド版もアメリカっぽくてよかったけど、キャストのハマリ方、音楽、映像、全てがオリジナルの勝ち(あくまでも私の意見)。絶対一度は観て欲しいです。
これは、17日の土曜日13時からだから、まだ間に合うかも?微妙ですが。
★ 『ラン・ローラ・ラン』 (原題・Lola rennt)
「パフューム ある人殺しの物語」は日本でも話題になりましたよね?ドイツ出身のトム・ティクヴァ監督の作品だったのですが、この、「ラン・ローラ・ラン」は、彼の名が一気に世界的に有名になった記念すべき作品だそうです。ベルリンが舞台で、主役を演じる、ドイツの女優フランカ・ポテンテは、ハリウッドにも進出しているので、やっぱり知ってる!という人も多いかも。
「ボーン・アイデンティティー」で、
ジミー大西 あ、マット・デイモン*の相手役を演じた女優さんです。
これは、最終日、18日に上映されるようです。
ということで、これらはほんの一部で、ほかにもドイツで話題になった作品が、いろいろ上映されるようなので、お近くの方は、ドイツ映画三昧の週末を過ごされてみては?
嗚呼、寒いとか言ってないで、もうちょっと早く書くんだったなぁ。
*愛美♪さん、ネタ頂きました。笑
ありがとうございました〜