2010年05月の記事 | ♪Arte Gagliano♪
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ユーロビジョン・ソングコンテスト2010(その一) ★追記あり★

一つ前の日記にも書きましたが、明日(もう、今日なんだが)は、
なんですが、そのほかに、楽しみにしているイベントがもうひとつあります。

それは、欧州あげての大イベント。
ユーロビジョン・ソングコンテスト(←リンクしているサイトは英語です)



欧州歌謡世界選手権です。
あんまり詳しく説明すると、夜が明けそうなので、さささっと書こうと思います。 

ユーロビジョン・ソング・コンテストは、欧州放送連合(EBU)加盟放送局によって開催される、毎年恒例の音楽コンテストである。大会は1956年第1回大会以降、毎年開催されており、世界的に見ても長寿のテレビ番組のひとつであり、その視聴者の数も1億人から6億人程度と見積もられている。

ウィキペディアより

6億人という視聴者の数にもびっくりですが、出場国の多さにも驚きます。
準決勝の時点で、今年は、34カ国。予選の段階から入れたら、40カ国近く?
ヨーロッパって、そんなにたくさんの国あったっけ?と思った人もいるのでは?


このコンテストで優勝して有名になった歌手は何人かいますが、
セリーヌ・ディオンもその一人。当時はスイス代表として、出場したようです。

このユーロビジョン。ちょっと普通のコンテストと違っていて、
そこが、また、人気の理由なんでしょうけど、
時々、え?なんで!?という結果になることもあるんですね。
つまり、単に歌が上手いというだけではダメなんです。
歌のメロディーが美しいかどうか、というのでもない。
一度聴いたら忘れられないような、耳に残るメロディー(美しいかどうかは別として)
を持っている歌が、高く評価される傾向にあるような気がします。
それと、やっぱり、個性がはっきりしていること。インパクトです。

コンテストの説明はこの辺にしておいて、昨年の優勝者の話を少々。
昨年のチャンピオンは、ノルウェー代表のこの人でした。


はい、そうです。バイオリンも弾きますよ〜!!
彼のお母さんはピアニストで、お父さんは、有名なバイオリニスト。
なんと、お父さんは、ズッカーマンと共演なんかもしているそうだ!
(と、ウィキペディアに書かれています。)

そうそう、書くのを忘れていたけど、前回の優勝者の国が、次回のコンテスト開催国となるので、
2010年、今年の大会は、ノルウェーのオスロで行われるわけです。

確かに、昨年優勝した、この彼の歌う、そのメロディー、妙に耳に残るんです。
昨年は、寝ても覚めても・・とまではいかないですが、しばらくの間、
彼の歌のメロディーが頭から離れなくて、忘れ去るのにかなり苦労しました。(笑)
(なのに、今、また思い出してしまった...)

しかも、こんな相当キャラの濃いお兄さんが歌っているのに、歌詞が可愛いのです。
一回聴いたら、あなたも、しばらくは、このメロディーに取りつかれるはずです。(笑)
ちなみに、 この彼は、高かった前評判通り、史上最高点で優勝したそうです。
★音量にご注意ください


普通に歌のうまい人は、他にもいっぱいいたのですよ。
例えば、スウェーデンの代表。

Malena Ernman

彼女はスウェーデンの王立歌劇場でバリバリ活躍している主役級のオペラ歌手。
ザルツブルクの音楽祭にも度々登場されているようです。
上の写真はオペラの時のモノ。

彼女も上位には食い込んだんですが、バイオリンの兄ちゃんには敵わず。
それより何より、わたくし、この方、昨年、テレビで鑑賞しながら、
この人、絶対男やって!!と騒いでいたのですが、調べてみたら、
れっきとした女性で、しかも、大変有名な方でした。(失礼しました・・・)
でも、皆さんも見てみて下さい。メゾソプラノなんだろうか。
声も低めだし、どうしても男性に見えて仕方ない。すいません。ほんとに。




このコンテストの興味深いところは、ヨーロッパの様々な国の人が出場しているが故に
それぞれの、国の独特の「色」が、見られる(聴ける)というところでしょうか。
ああ、先にも書いたけれど、ヨーロッパって実はすごく広いんだ・・・
というのを、しみじみと感じるのです。
それから、ジャンルがバラバラなところも面白い。
もー、何でもありです。
ポップスや、ロックはもちろん、カントリー、ミュージカル、ジャズ、クラシック。
民族的な歌もあり、そして、わけのわからんのや、ウケ狙いなのか?っていうのもあり・・・。

あー、すでに長くなってしまいましたが、ドイツ代表のことを書かなくては〜。

この彼女が、今年のドイツ代表、Lena(レナ)。


可愛いですなー。うちのクマゾウさん、彼女の大ファン。(笑)

毎年、ドイツ代表が、どのような経緯で選ばれていたのかわからないのですが、
ここ数年、ドイツ代表の成績が、極端に悪かった。
一昨年なんて、大人気の女性ポップグループ、「ノーエンジェルス」が代表で、
期待されていたにも関わらず、最下位という結果に終わってしまいました。

去年の代表も、やっぱり下から数えた方が早い順位。
そんなこんなで、これではいかんだろう!ということになり、
今年は、ドイツ代表を、公募で決めることになったのでした。
それも、審査は視聴者による電話投票。
その様子が、何ヶ月も前から、テレビで(ARDと民放の共同による)
放送されていて、私も時々見ていたのですが、そのオーディションで、
ドイツ代表の座を勝ち取ったのが、この、Lenaでした。

ここ数週間は、ラジオ(毎朝我が家の目覚まし代わりになってます)から
彼女の歌が流れない日はなかったほど。

彼女については、かわいいとか、態度がでかいとか、あれは歌じゃない
とか、結構いい線行くんじゃないか、などなど賛否両論ですが、どうなるんでしょう。
というか、ここまで、ドイツじゅうを盛り上げたんだから、頑張ってもらわねば。

純粋に歌が上手いというタイプではないですが、
この歌のメロディーも、なかなか、耳に残ります。好きか嫌いかは別として。


明日(だから、もう今日なんですが)の夜が楽しみです。
開始は21時から(遅いなー)。
ドイツでは、ARD (1)で、20時15分からTV放送されるようです。
インターネットでも、ライブで見られるらしい。
私も、6億人の視聴者のうちの一人になる予定です。
あ、でも、デュッセルドルフ日本デーの花火も見たいんだった〜!!
家から見えないかな・・・・無理か。

インターネットで、今年の出場者の歌がぜ〜んぶ聴けるそうです。
私は、さすがに全部聴く気力はないですが(どうせ、今晩聴くんだし)、
興味のある方は下記のリンクからどうぞ。(めちゃくちゃ美人なお姉さんもいましたぜっ!)


結果が出たら、また報告いたします。
ではでは、おやすみなさい。



★追記 2010年5月31日

皆さんご覧になったでしょうか〜?
優勝してしまいましたねー!Lena。
いい線行くだろうとは思っていたけど、まさか優勝するとは。
ドイツじゅうが、Lenaフィーバーです。
昨日の視聴率、優勝が決まったときはなんと61.6%もあったそうです。
これってすごくないですか。半分以上の人が見ていたということです。
テレビもラジオも新聞も雑誌も、当分の間は、Lena,Lena,Lena....でしょう。
本日(日曜日)は、どこの局も、この話題がトップニュースでした。
夜7時の国営放送のニュースでさえも、です。
これが、どれだけすごいことなのかっていうのがよくわかりますね。
メルケル首相から、お祝いの言葉もあったそうです!!
Lenaが故郷に帰国した際は、ニーダーザクセンの州大臣がお出迎え..。
詳しくは、また次回(いつになるかわかりませんが)書こうと思っています。
あ、「デュッセルドルフ日本デー」の花火(今年のテーマは「シューマン」でした!)も、
テレビ鑑賞しましたが(ユーロビジョンの合間に。笑)、やっぱり日本の花火は素晴らしい。
今年は、家の窓からは見えませんでしたが、花火の爆音はしっかり聞こえてきました。
デュッセルドルフの「ライン川」とシューマンのシンフォニー、「ライン」と、
日本の花火師が打ち上げる「花火」。感動でした〜!!


JUGEMテーマ:ドイツ

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スワロフスキーのバイオリン&デュッセルドルフ日本デー

あんまり興味ないですが(笑)、バイオリンの話題と言うことで。
1億3000万円も出すんだったら、クリスタルガラスの電気バイオリンなんか要らんから
本物の木でできた、同じ値段のバイオリン欲しい。と、世の中の誰もがそう思う。

と、思うのは、バイオリン弾きだけか....。

スワロフスキーといえば、かなり前ですが、オーストリアの本店で演奏したことがありました。
舞台も楽屋もそこらじゅうスワロフスキーでした。
でも、そんなことより、楽屋に置いてあったピーナツを夢中でむさぼるように食っていたことを、
懐かしく思い出します。
演奏後、スワロフスキーの方から、お礼に・・・と、このロータスの花の蝋燭立てをもらいました。

これ、調べたら、165ユーロもする!
自分で買うことはないでしょう。いまだに、使ったことがありません・・・。

さて、今日は、もう一つ是非書いておきたいことがあります。
どうしても今日中に書いてしまいたい。
でないと、意味が無いので。

明日は、デュッセルドルフ 日本デー。
去年も書いたけど、ドイツの中のプチ日本(なんでここだけフランス語になるのか
自分でも腑に落ちないが)、デュッセルドルフで盛大な日本祭りが開催されます。
でも、私が今日、書いておきたいもう一つの記事は、そのことではなく、
日本デーより、もっともっと楽しみにしている、あるイベントの話。
ドイツ、いや、欧州あげての、一年に一度の大イベント。
こちらでは、ラジオでもテレビでも、ここ数日はその話題ばかりです。
(勘の良い人は、なんのことだかわかったかも?)
もちろん、日本デーも楽しみですけどね。花火が特に。
雨が降らないといいな。また、WDRで、いろいろもらってこようかな。笑

今日じゅうに、というのは厳しいですが、努力してみます。

ではまた後ほど。

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ドイツ大ピンチ

昨日は、どこのチャンネルも、これがトップニュースでした。
ZDF(国営放送)では、緊急特別番組まで放送されてました。

ドイツにとっては大打撃です。
サッカー命の国(民)ですから。
もう、全身蒼白!

以前にも書いたことがあった気がするけど、
ワールドカップなどの大きな試合になると、ドイツチームが戦う日は、
オーケストラの練習も、早めに切り上げられることが少なくないのです。
演奏家も指揮者も、みんな、早く帰宅してテレビ観戦したいから。
サッカーは、生活の一部なんでしょうね。
会社もそうなんだろうか?
今日は、ドイツの試合があるから、お昼で終わり。
とか、そういうこともあり得るんだろうか。

ワールドカップに限らず、重要なサッカーの試合がテレビで放映される日などは
普段は賑やかな街の中心部も、嘘みたいな静けさに包まれます。
サッカーに興味のない人にとっては、絶好の買い物チャンスなのですが。

話をもとに戻します。
インタビューでは、「サッカーとはこういう物だ..」と、
この悲運をとても冷静に受け止めていたバラック選手ですが、
彼にとっては、今回が最後のワールドカップ出場になるはずだったので、
相当なショックだろうなあ。

誰が彼の代わりをできるんだろう。
技術的なことはもちろんですが、チームをまとめる、
リーダー的な人格を伴った世界レベルの選手って、
そう、なかなか、いないものです。

あー、今回のワールドカップは厳しいかなー。


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ミュージアムの夜 Nacht der Museen とか色々。

[デュッセルドルフ] ブログ村キーワード


一ヶ月以上経ってしまいました。やっぱり、という感じ。
今回は、トップに、スポンサーサイトが出なかっただけマシでしょうか。

さて、一時期は、初夏のような温かさの続いたドイツでしたが、
ここのところ、何が起こったのか、異様に寒い。
最高気温が10度を下回る毎日なのです。
朝の散歩時には、マフラーと手袋が欲しい、と、本気で思ったほど。
もちろん、暖房装置も再び作動させ、もう片付けてもいいかと思っていた
(けど、片付けなくてよかった〜)薄手のコートも復活。
ドイツの一年のうちで一番素晴らしい季節は5月のはずなのに。

この一ヶ月の間に、また色々ありましたが、
真っ先に思い出すのは、やっぱりアイスランドの火山噴火。
私自身は直接被害を受けませんでしたが、夫はもろに巻き込まれ、
イギリスまで自動車で日帰りするハメに。
ドイツ⇔イギリスって日帰りできるものなんですね。びっくり。
私も、ドイツ⇔パリ とか、南ドイツ⇔ハンブルク 日帰りとか
そんな経験はありましたが、流石にイギリスへは飛行機でしか行ったことがないな。

それから、ドイツの春らしい風景を少々。
日本の桜はもう10年以上ご無沙汰していますが、
ずっと見たいと思っていた、ランゲン美術館の桜を、今年はしっかり堪能。

ランゲン美術館は、お隣の、ノイスという街にあるのですが、なんと、
あの、違いが分かる男(ゴールドなんとやら‥古っ!)の、安藤忠雄氏の設計です!!
犬と一緒に行ったので、中には入っていませんが、
日本のものが陳列されているみたいです。

これ、日本の桜(ソメイヨシノ?)とおんなじですよね?


ドイツでこれだけの桜が見られたら、じゅうぶん満足。

桜の写真はこちらのアルバムにも、たっぷりUPしたので、お暇な方は、どうぞ〜。
いや、これで、もう満腹でしょうけど。笑

桜だけでなく、マグノリア(木蓮)もあちこちで見かけました。
ドイツ人、木蓮好きなんでしょうね。

そして、桜の次は新緑です。

緑のトンネル〜!
懲りずに今年もまたこのアングルですが。
これも、あっという間に緑が色濃くなって、今では葉っぱが、わさわさ。

こんなチューリップも咲いて、気分だけオランダのキューケンホフ。
(そういや、2年ほど前に行った本物のキューケンホフのこと、まだ書いてなかった..)


これからは菜の花の黄色いじゅうたんが美しい季節です。

それから、デュッセルドルフに、市内観光バスツアーが走るようになったというニュースも!
たまたま散歩中に見かけてパチリ。

観光の街としては、イメージがかなり弱いこの街ですが、
最近、観光者を集めようと、街おこしに頑張るデュッセル村。
観光の街、というには、ちょっと無理がありそうですが、でもきっと、
これからの暖かい季節は、2階建ての赤い観光バスに乗って
デュッセルドルフの街を観光する人が、増える・・・・・だろうか?
日本語のガイドもあるようなので、デュッセルドルフを訪問される折には皆さまも是非!
私もいつか試しに乗ってみたいものです。
夏場はきっと、屋根なしのオープンバスになるので、気持ちいいはず!

そう言えば、まだこのバスツアーが始まる前、おそらく、
気温は0度以下だろうと思われる(3月だというのに)極寒の中を、
日本から訪ねてくださったブログ仲間さんと一緒に、
デュッセルドルフの街を観光したんだった!!
シューマンの家とか、ラインタワーとか...。
ここにも、観光するところ、あるんですよ、案外。
そのときの話は、長くなりそうなので(ここまでで、もう十分長いし)、
次回か、その次か、その次の次か、はたまた、次の次の次の........

そろそろ、今日の本題。
今夜(5月8日の夜)開催される、Nacht der Museen
「ミュージアムの夜」です。

デュッセルドルフにある、40館以上の美術館、博物館、文化施設が、
この日に限り、19時から深夜2時まで(施設によって閉館時間は異なる)
自由に出入りできるというイベントなのです。チケットは12ユーロ。

フランクフルトにいた時も、まさに同じようなイベントがあったので、
美術館の多い、ある程度大きな街では、どこでもやっているのかもしれませんが、
デュッセルドルフは、何を隠そう、アート(と、ファッション)で有名な街。
デュッセルドルフ芸術アカデミーは、ドイツの中でも、最も優秀な美大の一つで、
世界に名の知れたアーティストになった卒業生も少なくないのです。
パウル・クレーや、ヨゼフ・ボイス(自身も卒業生)は、このアカデミーで教鞭を取っていました。

「ミュージアムの夜」
美術好きにとっては、たまならない夜ですが、
でも、考えてみれば、19時から2時までは、たった7時間。
果たしていくつの美術館を回れるのでしょう?
さっき調べたら、全部で46館ありましたが、
どう考えても、全部は無理だろ〜?!
こんなこと書きつつも、ワンワン鳴きわめくであろう愛犬を
真夜中に留守番はさせられないので、今年も多分、ミュージアムの夜は断念か〜。

あ、そうそう、映画を100本観る企画。
これは、断念したわけでも、忘れているわけでもありません。
しかし、現時点で、まだ、5か6作品。
しかも、内容も忘れかけている....という状態。
このペースだと、100本制覇まで何年かかるんだろう。
道程は長い。


いつもコメントくださる方には申し訳ないのですが、コメント欄を閉じています。
が、記事下にある、のボタンから、twitter上にコメントできるように設定したので、
アカウントをお持ちの方は是非そちらから。
その場合は、(@imogas)というのは消さないで送信してくださいませー。
文句でも何でも書き込んでくださいな。
別に大した理由はないのですが、twitterからだと返信が簡単なので。(単なるぐうたらです。)
お手数をお掛けしますが、よろしくお願いします。


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http://4travel.jp/overseas/area/europe/germany/dusseldorf/

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