音楽 | ♪Arte Gagliano♪
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♪Happy Birthday Mozart♪

こんなモーツァルトって・・・

今日、1月27日は、モーツァルトの250回目の誕生日!!
こちらドイツも新聞、雑誌、テレビ、ラジオはモーツァルト、モーツァルト・・・。
写真は、何週間か前の新聞の一面です。

せっかくなので、私も一面モーツァルトにしてみました。
相当読みにくいですが。今日からしばらくはご勘弁を。

彼について特に何か物言いたいわけではないのですが、何か書かないとバチが当たりそうな気がしてきたのでPCの前に座ってみた。

留学して間もない頃から8年間ぐらい愛用していたマグカップが、モーツァルト柄でした。唇の赤い、いやらしい眼差しをしたモーツァルトの絵。
う〜んと昔に、ザルツブルクで買ったものでしたが、引っ越しの際にこともあろうに捨ててきてしまったのです。

とにかくそのカップが大好きで、お茶を飲むときも、ミルクを飲むときも、コーヒーも、たまにコーンフレークやお米を食べる時も(ホンマかい?)、それを使っていたというのに。
今はなきモーツァルトマグカップ。ここに写真が載せられないのが無念です。

何の役にも立たない話でしたが、モーツァルトと言えば一番に思い出されるのがこのマグカップだったので。

いや、ワタシ、マグカップだけじゃなくて、本当はモーツァルトが大好きで、結構こだわりもあって、色々彼の作品についての考えも持っているのですよ。

先ほどテレビでアンネ・ゾフィー・ムターも言っていました。

「モーツァルトというのは、俳句のようなものです。」

簡潔な作品の中に数え切れないほどの解釈があるということ。

何度弾いても、いつも新鮮な気持ちで取り組め、新しい発見があるモーツァルトの作品、素晴らしい。嫌いな人っているのだろうか。

しかし、ムターはタイミング良くCDを出したりして、全くお上手です。

最後にピシッと締めましょう。

モーツァルト生誕250周年に際して・・・・。

ベルリンフィル指揮者、サイモン・ラトルの言葉。(2006年)

「モーツァルトがもし生きていれば、我々演奏家たちにこう質問したであろう。『あなた達には、演奏したいと思う自分たちの音楽が存在しないのでしょうか。』」
詩人、ゲーテの言葉。(1831年)

「歌劇、ドン・ジョヴァンニ。これはまるで卵や粉や砂糖を混ぜて作った、ケーキやビスケットのようなものである。」
〜「DIE ZEIT」より〜

う〜む。
今日はモーツァルトをさらって、ケーキを焼くか。

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♪ベートーヴェンとお葬式

今年の最後を飾るのはやはりこの方しかいません。ラブ
いつ書くべきかと、ずっとタイミングを見計らっていましたが、12月と言えば日本では、ちょうど第九が演奏されまくっている時期 (えっ?!もう31日だ。遅かったか・・)。
そして、来年はモーツァルトイヤーだから、今日書かなければ機会を失ってしまう・・。

誰でも知っているベートーヴェン
ドイツ人の間でも圧倒的な人気を誇っています。

ベートーヴェンで私が思い出すのは、お葬式でよく弾いたなぁということ。
勿論コンサートでも!ですが、何故かお葬式で弾くことが非常に多かったのです。

新年を直前にして、お葬式の話というのもなんなのですが・・・。
こちらでは故人を偲んで、お葬式に音楽が演奏されます。教会なので、普通オルガンが演奏されることが多いのですが、弦楽器もよく使われます。

ベートーヴェン好きの方が亡くなられたとき、お葬式にヴァイオリンコンチェルトを是非弾いてもらいたいと頼まれたことがありました。
何でも、生前からの口癖だったらしい。

「わしが死んだらベートーヴェンのヴァイオリンコンチェルトを弾いてくれぃ!」

でもオーケストラを呼ぶほどお金をかける訳にもいかない。でも、亡くなった方は筋金入りのの 「ベートーヴェンコンチェルト好き」 で、どうしてもその希望をかなえてあげたい。だから一人でもいいので弾いて欲しい・・と。

それで、弾きましたよ。一人で。ベートーヴェンのコンチェルト。ピアノ伴奏もなし。ソロだけ。ぅわぅわ響く教会で。間奏の部分はなんとも虚しかった。

他にも、お葬式には弦楽四重奏が特に人気があり、呼ばれてよく弾きに行きました。

前述のように、亡くなった人が生前に予めリクエストしていた曲を弾くこともありますが、こちらが式にふさわしい曲を選ぶこともしばしば。
その選曲がまた難しいのです。
ハチャメチャに明るく、楽しい曲は勿論、悲しみを増幅させるような、暗くて重い短調の曲を弾くのも絶対にタブー。

しかしなんと言っても私が感心するのは、亡くなった人たちの渋い選曲です。
シューベルトの 「ロザムンデ」 を弾いて欲しい・・。と遺言を残す人や、「断章」 をお願いします・・・と言い残す人たち。
あぁ、ドイツだな〜と、またこの国が好きになります。
(葬式に 「断章」 はちょっと激しいんじゃないか?とも思ったが 。)

そして、お葬式で一番よく弾いたのが、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲作品130の5楽章、「カヴァティーナ」 。
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
タカーチ弦楽四重奏団
コンサートを聴きに行ったたとき、アンコールでカヴァティーナを弾いてくれた。それが素晴らしかったのを覚えているので、ここでご紹介。

こんな美しい曲が演奏された日には、故人も棺おけの中で涙を流して喜んでいるに違いありません。

この曲を聴くと頑固で意固地な私でさえも、自然とやさしい気持ちになります。

世の中の極悪人は、多分、「カヴァティーナ」 を知らないのでしょう。
あのフセインも、アルカイーダのテロリストたちも、ベートーヴェンなんて聴いたこと無いのでしょう。本当に全く残念な話。

それから、ブッシュ大統領は知っているだろうか?
果たして小泉さんは?
もう、絶対、聴いて欲しい。「カヴァティーナ」 。

間もなく過ぎ去ろうとしている2005年。
世界では理不尽な事件や不幸な出来事が多々ありましたが、2006年は、素晴らしいベートーヴェンの音楽をを聴いて、みんな幸せに、平和に暮らしましょうよ・・と提案したい。
来年はモーツァルトイヤーなんだけどな・・・。

みなさんに素晴らしい新年が訪れますように。
そして来年犬もどうぞよろしく。

うわっ!日本はもう大晦日ではないですか!!
ふっ・・・ギリギリ滑り込みで、今年中に間に合いましたっ汗

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アルバンベルク弦楽四重奏団

世界のアルバンベルク弦楽四重奏団。
ヴィオラ奏者が、イザベル・カリシウスになったんですねぇ。正式に。
今頃こんなことを話題にするなんて、やっぱりこんな田舎にいると、ちょっとした浦島TARO状態を実感・・・。

カクシュカさんが病気のときから、彼女が代わりに弾いていたのは知っていたけれど、本当に正真正銘アルバンベルクのメンバーになってしまうとは。
イザベル、スゴイ!

イザベル。当時彼女は、ドイツのとある音大で、ヴァイオリンを専攻していました。
同じ音大の同じ先生の下に入門してきた私を、後輩として可愛がってくれた、ユニークで、野生児みたいな(で、ちょっと怖かった。)、御姉様。
そう言えば、昔から 「肝っ玉母さん」 という言葉がピッタリの、堂々とした風格のある人だったな。リーダーシップもあって、学校のオーケストラでもよくコンサートマスターをしていたっけ。
しかし、ヴァイオリン奏者としては、決して、特別うまい!という部類ではなかったんです。よくいる、まぁ、普通にうまい人。
他に魅力的な演奏をする学生がたくさんいたからかもしれませんが。
でも、きっと彼女はヴィオラに転向してから、並ならぬ努力をし(その光景が目に浮かぶ)、日の目を見たのでしょう。

昨年、南ドイツの小さな町で、アルバンベルクのコンサートに行った時、急遽、病気のカクシュカさんの代わりとして突然舞台に現れたイザベル。
『あれ、イザベルやん! うっそ〜! なんで? なんで、イザベルが弾いてんねんっ!!』 
私は、あまりにもビックリしてしまい、演奏をじっくり聴くどころではなくなってしまいました。
だから、その演奏がどうだったかは、全くと言っていいほど覚えていない!
チケットをちゃんと買って入ったのに、ちっとも堪能できず、悔しかった覚えあり。

思い出
^貊錣Nordseeという店で、鱒(マス)を4匹も買って、彼女の家で、なんだか、怪しい魚料理を作ってご馳走してくれたイザベル。
演奏旅行のイスラエルでは、一人個別に行動していて不思議だったイザベル。
仕事先で同じ部屋に泊まることにになり、布団にカバーをかぶせながら、『ワタシ、ベッドメイキング、大っ嫌い!』 とシーツのセットを投げ出していたイザベル。
ぅ團┘蹐凌遊舛鮓て 「キレイ。」 と言った私に、「これは『面白い』というのじゃ。」 (南ドイツの方言) と教えてくれたイザベル。
エトセトラ。

今、世界のアルバンベルクのメンバーとして舞台に立っている彼女は、私が持っている彼女のイメージとは、あまりにもかけ離れていて、正直なところしっくり来ないのですが、そのうち、『アルバンベルクのイザベル』 が当たり前に思える日が来るのでしょうか。

彼女の活躍を見ていると、人間、歳取ってから花開く・・ってこと、ホントにあるものだな・・と、遅咲きの花の存在を改めて確認できたようで、なんとも嬉しく思います。
誰でもやれば出来るのだということを、見事に実践し、彼女は世界中の音楽学生たちに夢と希望を与えたのです。素晴らしい! ここまで言うと、ちょっとうそくさい。
しかし現実は厳しく、花が咲かないで終わることもしばしばですが・・・。

私は・・・と言えば、"育つのが遅かった、でも一応芽が出てつぼみになって、やっと誰も知らない小さな花になりかけたけど、凄まじい嵐に遭い、ちょっとぐったりして休んでいる雑草"、もしくは、花になれたとしても、"四方八方から強風に吹かれ、そこらじゅう飛び回って、やっと地面に舞い降り、やっぱりそこで休憩している花粉" といったところでしょうか。

あんまり冗談ばかり書いてると、どこまでが本当なんだか分からなくなりそう。まともに納得されても悲しいので、ここまでにしておきます。

ちなみに個人的には、アルバンベルク、やっぱりカクシュカさんのほうがいいんだなぁ。

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美しい夕べ〜Beau Soir〜

○〇○チチさん(今更こんな風に書いても意味無いな)の新しいCDCD
美しい夕べ〜Beau Soir〜。チェロとピアノのフランスもの小品集です。

美しい夕べ
美しい夕べ
藤森亮一

だいぶ前に母がはるばる日本からドイツまで郵送して来たものを、今日やっと拝聴しました。

ここで宣伝して、別に何かもらおうという魂胆ではありませんが、夜どうしても寝られなくて困ったときには特にお薦めです。
そんなときにこのCDを聴くと、必ず落ち着き、ぐっすり眠れます。
なんと言っても、ウチのくまさんで実証済みだからね(笑)。

それにしても、フランス語の響きはいつもかっこいい。
ドイツ語だと、〜Schöner Abend〜になるのか・・・。
Beau Soir〜とは全く別物になってしまう気が・・。
それに↑こういうちょっと斜めの文字がフランス語には何故かピッタリ来る。

CDからもちゃんとフランスの香り漂ってきますよ。
ドイツものとは明らかに違った。

こういうのエスプリって言うんですか?
ドイツ語だと、エスプリじゃ無くて、ガイストって言うんですよ、ガイスト!
『ポルターガイスト』とちゃうよ!
あれ? でもこれって、元はドイツ語のガイストから来てるんですよね。
『ポルターエスプリ』だったら全然怖くないな。
カジュアルブランドにESPRITというのがあるけど、それがもし、GEISTだったら、売れなさそう・・・。

もう悲しくなるからフランス語と比べるのはよそう。

しかし音楽と言葉というのは、つくづく深く結びついているなと実感します。ホントに。

という訳で、フランスの香りをかぐために一度聴いてみてはいかが?

なんだか無理やりこじつけた感がありますが、この私の記述が、美しい夕べの売れ行きに悪影響を及ぼさないことを祈ります。

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メイキング・オブ・ウエスト・サイド・ストーリー

つい先日arteでTV放映された『ウエスト・サイド・ストーリー・メイキング・オブ・レコーディング』の録画を見ました。
《ウエスト・サイド・ストーリー》メイキング・オブ・レコーディング
《ウエスト・サイド・ストーリー》メイキング・オブ・レコーディング
このメイキングというのは、バーンスタインが自ら指揮をし、レコーディングを行ったときのもの。
ミュージカル映画のメイキングではありません。
ウェスト・サイド・ストーリー
ウェスト・サイド・ストーリー
バーンスタイン(レナード), カナワ(キリ・テ), カレーラス(ホセ), トロヤノス(タティアーナ), オルマン(カート), ホーン(マリリン), オーケストラ&コーラス, バーンスタイン

こちらのCDは私も、高校生ぐらいの時に買って持っていますが、こんな凄い裏話があったとは・・・・。

キリ・テ・カナワがマリア、ホセ・カレーラス(すみませんが我が家では昔からいつも彼のことをそう呼んでいましたので)が、トニー役です。

あの、オペラ界のスター、カレーラスが、バーンスタインにボロクソにやられていてビックリ!です。
三大テノールの一人のカレーラスが、ですよ!
何度やってもうまくできないカレーラスに対し、

「カレーラス!何度同じこと言わすんだ!君!」
「君!どこをやってるか分かってるのかい?」

バーンスタイン切れまくり!

カレーラスも、自分で自分が悔しくて悔しくて仕方ない・・・。
わかるなぁ。このときの気持ち。
このレコーディング時の、彼のバーンスタインとの葛藤は、実は有名なお話ですが、それにしてもスゴイ!
録音って、本当に大変なのです。

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