映画 | ♪Arte Gagliano♪
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かもめ食堂

いい映画です。
邦画でこんなにしみじみ来たのは久しぶりです。
なーんて言えるほど邦画をたくさん知っているわけではないのですが。。。

かもめ食堂

実はこの映画、随分前に話題になったのですが、いつかドイツでも上映されないだろうか・・と、そのころからチェックしていました。
先日、それがDVD化され、ドイツ上映(あるか無いかはわかりませんが)を待たずして、DVDを購入してしまいました(日本から)! しかも、初版特典の、ステッカーとヘルシンキマップ、オマケのDVD付きで。

この映画、舞台は何故かフィンランド。
ロケは、全てフィンランドで行われたそうです。
フィンランドと言えばムーミン。スナフキン好きの私にはたまらない。
そんなわけで、DVD到着後、すぐに開封して鑑賞してしまいました。

群ようこさんの原作のお話です。
ベルリン映画祭の児童映画部門で特別賞を受賞したこともある、新進気鋭の女性監督荻上直子さんが手がけた、心温まるほのぼのした作品。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ・・・さん等が、出演。

ゆっくり進むストーリーに、じわじわと引き込まれます。その独特の穏やかなテンポ感は、全く違和感なく馴染んでくる。
今流行の「癒し」・・という言葉、あまり多用したくはないのだけれど、これはまさに、癒されたい方には打ってつけの映画なのでは?

今人気の北欧デザインのインテリアが使われていて、それをチェックするのも楽しい。
イッタラの食器ブランド、アラビア。マリメッコの洋服などなど・・・。
食堂が中心なだけに、キッチングッズも見逃せません。

あとからあとから、その温かーい感触が膨らんでくるような、本当に素敵な作品でした。

一つ不可解だったのは・・。

映画では、フィンランド人とは、ゆったりのんびりと過ごしている・・・というように表現されていましたが、私の知っているフィンランド人(6人ほどいましたが)は、みんな落ち着きがなくて、せっかちだったんだけど・・ということ。笑
ま、どこの国にも色んな人がいるものです・・。

ストーリーについてはホームページを見てもらうとして、この映画の舞台フィンランドヘルシンキについて。

私は過去三回訪れたことがあるのですが、一度目は夏。全くプライベートな旅。
二度目も夏、講習会兼コンサート、そして最後の一回は冬、やはりコンサートでした。

初めて行った夏の旅行・・。
欧州最北端の地、ノルウェイのノルトカップで、「沈まぬ太陽を見る」というのが目的の一人旅だったのですが、その出発点がフィンランドのヘルシンキだったのでした。

映画にも見覚えのある風景が幾つかでてきて、一人旅するほどのエネルギーがあった若かりし頃(こんな風に書くと、どんなばあさんかと思われそうだが・・)を懐かしく思い出しました・・。

また旅してみたいところです。
もうすぐ犬が来るけど、車で行けなくはないかな・・と考えたり・・。無茶ですか?
映画では夏の設定でしたが、15時頃にはもう真っ暗な冬もなかなか味があって良いものでした。

ムーミンやインテリアで有名な国でしたが、この映画の影響で益々フィンランドの人気が高まったことでしょう。
今やこの映画に使われた「かもめ食堂」が、観光スポットの一つにもなっているそうです。

最後に、これからこの作品を観てみようと思っている人にひとこと。

「食後に観てください。」

あぁ。。。今週末は、シナモンロールを作ってしまうかも・・・です。

かもめ食堂
かもめ食堂

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香水〜ある人殺しの物語

「香水−ある人殺しの物語」(原題・Das Parfum−Die Geschichte eines Mörders)。

ドイツ人の作家、パトリック・ジュースキント(Patrick Süskind)の小説です。
1985年に出版されたこの小説は、世界41カ国で翻訳され(勿論日本語も)、12,000,000冊のベストセラーとなった作品なので、読んだことがあるわ!という方もたくさんいらっしゃるでしょう。

この作品が、ドイツ人監督、トム・ティクヴァによって映画化され、ここドイツでは、一昨日の9月14日から公開されています。
出演は、ベン・ウィショウ、ダスティンホフマン、レイチェル・ハード・ウッドなど・・・。
147分の長編。

DAS PARFUM(サイトはドイツ語)


原作が大人気だったというのもありますが、ドイツ映画史上最高額を投資して作られたというだけあって、ドイツ国内ではかなり話題になっています。
しかし作品のオリジナル言語は英語。
ドイツ映画なのに、結局また、オリジナルではなく、ドイツ語吹き替えになったものを鑑賞する事になります・・。

私も、まだ原作を読んだことが無いので、他から仕入れた情報で申し訳ないですが、舞台は18世紀のフランス。異常なまでの鋭い嗅覚と、「匂い」に対する執着心を持った男が主人公の話だそうです。

嗅覚・・と来たら、「嗅覚には自信あり!(臭いもの関係には、反応大)」の、この私が読まない(観ない)わけには行きませぬ。

実はドイツ語の原作が、我が家にはあるのです(蔵・クマゾウさん)。
なんでも、クマゾウさんの高校時代のドイツ語と歴史の先生が、これは、絶対に、本当に面白いから読みなさい!と絶賛、推薦していた作品だったので、一応買ってあったらしい(=けど、それから十数年経った今、まだ読んでいない・・?)。

映画を観る前に原作を是非読みたいと思ったのですが、ドイツ語で読んでいたら、年が明けてしまい、上映期間が終了してしまいそうなので、日本語のを手に入れて、それを読んでから鑑賞に望もうと思っています。

なるべく早く観に行って、また感想を書くつもり(予定は未定)なので、ちょっとだけ乞うご期待!


ちなみに公開は、フランスが、2006年、10月4日、イタリア10月6日、ベルギー10月11日、イギリス11月1日(予定)、アルゼンチン11月30日、アメリカ12月8日、オランダ12月14日、フィンランド2007年、2月9日だそうです。
そして、肝心の日本は・・・・未定。
こんな情報書いても、日本の皆さんには何の役にも立ちませんでした。すみませぬ・・・。
こちらでは今、一押しの話題作であり、相当盛り上がっているので、あくまでも私の勝手な予想ですが、来年中には日本でも公開になると思われます。映画好きの皆さんは、是非チェックしておいてくださいませ。


原作・日本語
香水―ある人殺しの物語
香水―ある人殺しの物語

原作・ドイツ語
Das Parfum. Die Geschichte eines Mörders.

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映画 ザ・インタープリター


DVDで、「ザ・インタープリター」 を観ました。
ちなみにドイツ語題は、「die dolmetscherin」 (ディー・ドルメッチャリン)。ドルメッチャリンですよ、どるめっちゃりん!
ドイツ語の響きって本当に素晴らしくて、うっとりする。

余計なことはさておき、これは、ショーン・ペンがシークレットサービスを、ニコール・キッドマンが、国連の同時通訳を演じた昨年の作品です。
公開時に、映画館で観よう!と思っていたのに、残念ながら見逃していたので、DVDだけ買ってあったのですが、今日やっと。。。

素晴らしい文章力でもって、映画について語っている人が一杯いるこの世の中、ヴァイオリンの弾ける主婦というだけの肩書きのワタクシが、映画について書くなんぞ100年早い。でも、ほんのちょっとだけ、書かせてください(真面目に待ってたら死んでしまうので・・)。


政治が背景のサスペンス・スリラー。
アフリカの大統領暗殺計画を耳にしてしまったばかりに、命を狙われる羽目になった国連通訳と、彼女を保護するシークレットサービス。
複雑なストーリーが絡んだ、一ひねりふたひねりある展開に、最後まで目が離せない面白い作品でした。
私にとって、作品の善し悪しを決める重要な、話のテンポというのも、軽快でなかなか良かった。
ショーンペンのちょっと悲しい捜査官も味があり、ニコール・キッドマンのミステリアスな雰囲気も、ぴったり来ていました!
監督はシドニー・ポラックなのですが、この方、社会的なテーマを用いた作品が多いそうです。私はどうもそういうのが好きらしい。

はいっ、ここで大変なことが!
夜に、映画やテレビを観たら、必ずそのストーリーが顕著に夢に現れる私。今日は、おそらく、国連通訳になって政治組織と闘うことになるでしょう。そしていつものごとく、明日の朝、酷く疲れた状態で目覚めるのです。
このパターンは何とかせねばなりません・・・。

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SAYURI〜追記

大切なことを思い出したので、昨日の記事、「SAYURI〜DIE GEISHA」に少々追記をいたしました。よろしくどうぞ。

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映画 ・ 「SAYURI 〜 DIE GEISHA」



「SAYURI」、やっと観ました。ドイツでは 「DIE GEISHA」 という題になっています。

ひとりの芸者の運命を描いたハリウッドの作品。
恋愛もののジャンルに入れられるのだろうか・・。

芸者、舞妓・・というと、こちらドイツでも何故か、未知の世界としてのあこがれがあるらしい。
しかし、京都で生まれ、京都で育った、生粋の京都人である私は、あんまり芸者さんや舞妓さんが好きではない!
はっきり言うと、嫌い
何故ならば・・・。

ドイツの友人たちを日本に連れて行ったときのこと。

「舞妓が見たい。舞妓。舞妓。」

それはそれは、うるさく何度も言うので、仕方なく舞妓さん探しに出かけた私たち・・・。

京都観光した際、タクシーの運転手のおじちゃんに聞いてみる。

「舞妓さんを見に行きたいんですが。」

「あぁ、それやったら5時頃に、○○の前にいてたらぎょぅさん出てくるわー。
でも最近はなー、舞妓さんも少ななって、えぇのはいぃひんでー。あんだけ塗ってるからえぇけどなー、取ってしもたらぶっさいくなんが多いんやー。それになー、危ないから舞妓になりたがる娘も少ななってなー・・・。」

「危ない??」

何が危ないんでしょ?
そのときは、ドイツ人の友人に、私のつたないドイツ語力を駆使して、いちいち説明しなければならず、その危ないってところをつっこんで聞けなかったのが残念だったのですが・・・。

タクシーのおじちゃんの言うとおり、祇園の明かりが灯され始める5時頃、私たちは○○の前へ。

「舞妓さん!舞妓さん!」

「出てきた出てきた。」

持参していたカメラを持って、舞妓さんに近づく私と友人たち。
丁寧な口調で聞いてみる。

「一緒に撮って頂けますでしょうか?」

「うち、忙しぃさかい・・・。タクシー待たせてあるんどす。」

そそくさとその場を立ち去る舞妓さん。
ビックリするほど横柄で、感じの悪〜い・・・・。
写真の一枚も一緒に撮ってくれないなんて・・・。

偶然空港にいたアントニオ猪木は、撮ってくれたぞ。
兼六園でバッタリ出会った原田大二郎も。
コンサートの司会をしていた城戸真亜子も。
ヴァイオリニストのツィンマーマンも。
みーんな快く写真撮影に応じてくれたのに、
なんで、舞妓さんには断られるん?

友人たちは、結構がっくり来ていました。しょんぼり
これで、彼らにとっては、もう祇園のイメージ、がた落ち。バッド

そんなこんなで、この映画は楽しみにしていたのですが・・・。

タクシーのおじちゃんの、「危ないから」 の意味が映画を観てほんの少し理解できたような・・・。
このような世界が今現在も存在したとしたら、それは相当恐ろしい。
誰も芸者の世界には入りたくない。

これやもん・・・・

ここでやっと映画の感想。

ん〜。とにかく不思議な映画でした。ちょっと無理があったかもしれない。
舞台は日本。それでいてハリウッド映画。この映画の原作となった小説の作者はアメリカ人。
そして出演者。日本の俳優も数人出ていますが、主演は中国人。
それなのに、みんな英語をしゃべっている(・・んですよね)。
それだけで充分ややこしいところですが、私が観たのは、これまでの例に漏れず、今回もドイツ語吹き替え。輪をかけてややこしい。

でも、予想していたよりは日本がきちんと描かれていて、そこは素晴らしかった。
音楽も、風景も。日本人が関わって徹底したのでしょう。

しかし・・・。京都人の目から見ると、本当の 「和」 は現せていないと感じました。まぁ、それが目的ではないのかもしれませんが。やや表面的で、派手にや作りすぎたのでは?アメリカっぽいと言うのか。

この作品を日本人の監督が制作したら、どのようになるのかを観てみたい気がします。きっと、もっと奥底にある日本人の本質をうまーく現したものになるのでは?と興味津々・・・。

でも、色々な意味で楽しめる作品でした。
そしてなんと言っても、映画で流れる演奏が、ヨーヨーマとパールマン!!

西洋人が 「和」 を表現するのは無理かな。と私たちが思うなら、
私たち和の人間が、「洋」 を表現するのも無理。
・・・そう思われているのでしょうか。

そう考えると、西洋の楽器を弾く者として、なんだか複雑な気がしないでもない・・・。

☆追記☆

大変重要なことを一つ忘れていました!
気が付かれた方いらっしゃったでしょうか。
SAYURIが髪を結ってもらっているとき、「痛いっ!!」 という表情をするシーンがあるのですが、そのときの口の動きが、どう見ても、「アウチッ!」 だったんですねー。
これはちょっと着物には似合わないかも・・・。
文化や言語の違いを知ってゆくこと、やっぱり大きな課題です。

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